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執筆者の写真松下 尚士

「憧れのお家!注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント!」


古今東西、素敵な物件は数あれど、「注文住宅は一つの憧れ」という方も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな集合住宅を選ぶ前に知っておきたいポイントについてお話していきます。準備編・コスト編・デザイン編に分けてご紹介していきたいと思いますので、この記事を読んで納得感のある住まい作りを進めていきましょう!


 


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編



まずは準備編のご紹介をしていきます。

決して侮る事のできない部分なので、しっかり把握していきましょう。



注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編①:様々なモデルハウスや住まいを巡って理想を明確化する

注文住宅選びでまず大事にしたい事は理想を明確化する事です。

出来るだけ多くのモデルハウスや住居を巡ってイメージを膨らませつつ情報収集をしていきましょう。

注文住宅は自由が効きやすい分、しっかりと言語化できていないとご自身の要望が反映できない場合があります。

現在は色々な住居巡りの方法があります。


お手軽にできるオンライン住居観覧や、各ハウスメーカーや設計事務所が行う実地での見学などが代表的なものです。


様々なハウスメーカーを巡る事で、カタログや資料などをもらえるので更に情報収集をしていきましょう。

各種素材によって温かさや質感、香りや色合いなどが大きく変わってくるので可能な限り足を運ぶ様にしたいところです。


注文住宅をお持ちのご友人などがいらっしゃる場合には、見せてもらう事でイメージを明確化できるとともに、リアルな感想を聞く事ができるのでこれも良い方法ですね。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編②:納得が行くまでとことん調べ尽くす

続いて気をつけたいポイントは「納得が行くまでとことん調べ尽くす」事です。

「一生の中で最も高額な買い物」と言われる住居。

準備や情報収集に最低一年・各ハウスメーカーや設計事務所との話し合いにも最低一年くらいかける気持ちで臨むのが理想的です。

くれぐれも焦りは禁物となります。

じっくりと慎重すぎるくらいでちょうど良いペースです。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編③:土地選びは災害に強い土地かどうかも忘れずにチェック

続いての注意ポイントは「土地選び」に関する事です。

もちろん駅からの距離や利便性はとても重要な項目であり、入念にチェックすべき点である事は間違いありません。

しかし、意外と盲点になりがちなのが「災害に強い土地であるかどうか」というポイントです。


土地によって水はけの良い土地や悪い土地があります。


また、津波や洪水・土砂崩れなどが周りでおきそうに無いか、地震が起きても大丈夫な場所かどうかなどもしっかりとリサーチしておきたい項目になってきます。


住宅はもちろん、ご自身やご家族の大切な命を守るために抜かりなく確認しておきましょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編④:似た様な住宅で数日間生活をしてみる

続いて行っておきたい準備ポイントは「似た様な住宅で数日間生活をしてみる」ことです。

やはり目で見るのと実際に生活を送るのでは異なる点が多々あります。

airbnbをはじめとした実際に住居に宿泊することのできるサービスの利用がおすすめです。

実際に建ててから後悔する事は避けたいので、ぜひやっておきたい準備となります。


民泊サービスでは

ステイジャパン(https://stayjapan.com/)、

貸別荘系サービスでは


上記のサービスなどが有力な候補となってきます。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント 準備編⑤:建設予定地には実際に足を運び入念なリサーチをする

続いて準備段階で知っておきたいポイントとしては、住居を構えようと考えている場所に実際に行くことです。

住宅自体のリサーチを入念にされている方でも、意外と見落としやすいポイントとなっています。

現地に実際にいってみることで、「にぎやかな土地柄」、「落ち着いた土地柄」、「アカデミックな土地柄」、「あたたかい土地柄」、「それぞれの自由を大切にする土地柄」などの雰囲気を掴むことができます。


また、「駅までの近さの感覚」、「職場や学校、買い物に行く際の利便性」なども一次情報(実際に体験した情報)として知ることが可能です。


お子さんが将来的に高校や大学などに進学することになった場合に、家から通うことが現実的に可能か、というのも考慮しておくことができれば将来的な備えにも繋がります。


住んでみてから「やっぱり街の雰囲気が合わない」、「思っていたよりも不便」ということにならないためにも、準備の段階で知っておきたいポイントとなっています。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント コスト編


ここからはコストに関する部分をお話していきたいと思います。

とても大きなお買い物となりますので、避けては通れないポイントです。



注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント コスト編①:公的サポートのリサーチを入念に行う

コスト面でまず意識していきたいポイントは公的サポートを最大限活用することです。

住宅ローン減税・各種給付金等の公的サポート情報はその時によって大きく変わってきますので、小まめなリサーチを心がけていきましょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント コスト編②:注文時には必ずあいみつを取る

コスト面において続いて気をつけたいポイントは「注文時には必ずあいみつを取る」ことです。


「あいみつを取る」とは、複数の業者に同じ条件で住宅を建てることを検討している旨を伝え、各社毎にもらえる条件を比較することです。


最低でも3社以上であいみつを取ることをおすすめいたします。


あいみつを取ることのメリットは各社ごとに更に良い条件をもらえる可能性が高いことです。


「A社では〜円で建設してくれるとのことです。」、「B社ではこういったオプションも付けてくれると言っております。」などを伝えて行くことで交渉を有利に進めて行くことが可能です。

また、あいみつを取らないと、言い値で話を進められてしまうことになりかねないので、必ず行いましょう。

トータルで数百万円の節約になることもあります。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント コスト編③:保険やローンをはじめとした長期的な目線を持っておく

続いて知っておきたいコスト面でのポイントは長期的な目線を持っておくことです。

注文住宅などの不動産は一度初期費用を払って終わり、という訳にはいきません。


保険やローンをはじめとして各種積立金や修繕費などはどうするか、払い終わるまでには自分を含めた家族にどういったライフステージの変化があるか、などの長いスパンでの計画が必要となってきます。

家族みんなが幸せな生活を送れるよう、是非とも意識しておきたいポイントです。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント コスト編④:費用のシミュレーションをしてみる

コスト面において続いて知っておきたいポイントは、「費用のシミュレーションをしてみる」ことです。

現在では「住宅 費用 シミュレーション」などで検索をしてみると多くのサイトが出てきます。

費用のシミュレーションをしておくことで具体的な構想が固まります。


また、「このオプションをつけるとこれくらいになるんだな」「ここを削ればだいぶ費用の削減になるな」といった感覚をつかむことができ、具体的なプランを固めていくことができます。


また、複数の企業が手がけるシミュレーションを行うことで、「この会社はこれくらいの費用感で建設ができる」「この会社はこういった追加サービスに強みを持っている」といった情報収集を行うことも可能になります。

のちのち困らないよう、戦略を練っていく際には是非ともやっておきましょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編


続いてはデザインに関する部分での知っておきたいポイントをご紹介いたします。

「ここが一番気になる!こだわりたい!」という方も多いかと思います。

納得のできるお家にするためにしっかりと意識していきましょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編①:ハウスメーカーの強みを知っておく

まずデザインにおいて知っておきたいポイントの1つ目は「ハウスメーカーの強みを知っておく」ことです。

住宅を注文する際、ハウスメーカーに頼むか、設計事務所に頼むか、はたまた別の業者に頼むかを考えておくことが必要です。


そこでまずはハウスメーカーの特徴や強みを把握しておきましょう。

ハウスメーカーの1番の強みは「安心感・信頼感に優れていること」です。

各ハウスメーカーはそれ以外の業者と比べて手がけてきたプロジェクト数も多く、基礎となるノウハウも多く持っています。

それゆえに、安定した仕上がりになり、プランによってはアフターフォローや保証においても充実しているのが強みと言えるでしょう。


また、オーソドックスな仕上がりを希望しており特殊なデザインは所望していない、という場合にもハウスメーカーはおすすめとなります。

シンプルな正統派こそがハウスメーカーの最も得意とするデザインであり、価格も低く抑えることができる場合も多いです。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編②:設計事務所の強みを知っておく

続いて把握しておきたいポイントは「設計事務所の強みを知っておく」ことです。

上記でハウスメーカーの強みをご紹介してきましたが、設計事務所の強みは「細かな仕様や特殊なデザインにも対応してもらいやすい」ことです。

彼らは設計やデザインのエキスパートであり、ユニークなデザインを実現したいと考えた時に重宝する存在となっています。


「バスルームや書斎、自室などにこだわりを反映させたい」、「通常の住居にはあまり無い仕様の部屋だけど絶対に作りたい」等の想いをお持ちの方は設計事務所を訪れて見ると良いでしょう。

設計事務所には過去に手がけたユニークなデザインの住宅のカタログなどもあったりするので、情報収集だけ、という状況でも訪れると新たな発見があったりします。


また、「自分が実現したいデザインがハウスメーカーでやってもらえるかわからない」、「ハウスメーカーでも設計事務所でもやってもらえるが、どちらが好条件かわからない」といった場合は両方を訪れてあいみつを取ってもらうのが良いでしょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編③:間取りのシミュレーションをしてみる

続いて知っておきたいポイントの3つ目は「間取りのシミュレーションをしてみる」ことです。

現在では「間取り シミュレーション」、「住宅 デザイン シミュレーション」などの検索ワードで調べると多くの無料で使えるシミュレーションサイトが出てきます。


「実際にシミュレーションをしてみると想像していたよりも広い空間が必要であることが分かった」、「頭の中ではこれくらいのスペースが必要だと考えていたが、試しにシミュレーションするとそこまでは必要なかった」ということがよくあるので、是非ともやっておきたい作業です。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編④:デザインと快適性のバランスを意識する

続いてデザインにおいて知っておきたいポイントの4つ目は「デザインと快適性のバランスを意識する」ことです。

デザインを優先しすぎると快適さが損なわれることに繋がりかねません。

長く住んでいると、快適でない部分に対して不満が募り、最悪の場合家族仲などが悪くなってしまう可能性も否定できません。

最低限日常生活を支障なく送れるような機能は確保することをおすすめします。

是非ご家族ともしっかり話し合われて心地よい住まいづくりを目指していきましょう。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント デザイン編⑤:動線を意識したデザインを追求する

続いてデザインに関して意識しておきたいポイントといたしましては、「動線を意識したデザインを追求する」ことが挙げられます。


動線とは、人が移動する際に通るみちすじを表したものです。

そして、その動線は人がゆったりと余裕を持って通れるだけのスペースを確保することが望ましいです。

動線にどれだけのスペースを確保するかはご家庭によって違いが出てくる部分となってきます。

お子さんが大きく成長された時でも余裕を持って通行できるだけの間隔を取ることができれば理想的であると言えるでしょう。


まとめ


ここまで注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイントについて、準備編・コスト編・デザイン編に分けてご紹介して参りました。


注文住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント


準備編①:様々なモデルハウスや住まいを巡って理想を明確化する

準備編②:納得が行くまでとことん調べ尽くす

準備編③:土地選びは災害に強い土地かどうかも忘れずにチェック

準備編④:似た様な住宅で数日間生活をしてみる

準備編⑤:建設予定地には実際に足を運び入念なリサーチをする

コスト編①:公的サポートのリサーチを入念に行う

コスト編②:注文時には必ずあいみつを取る

コスト編③:保険やローンをはじめとした長期的な目線を持っておく

コスト編④:費用のシミュレーションをしてみる

デザイン編①:ハウスメーカーの強みを知っておく

デザイン編②:設計事務所の強みを知っておく

デザイン編③:間取りのシミュレーションをしてみる

デザイン編④:デザインと快適性のバランスを意識する

デザイン編⑤:動線を意識したデザインを追求する


まとめるとこのようになります。


いずれもご家族全員が納得できる注文住宅を創り上げるために大事にしたい項目となっています。

しっかりと知識を蓄え、理想の住まいを目指しましょう!


それでは!


 

この記事を書いた人





松下 尚士

RISOREAL(リソリアル)の創業者兼CEO。

工務店、不動産仲介会社、設計事務所を経て独立。

不動産トラブル、優良な取引を目指し日々奮闘中。

これまで不動産エージェントとし、600件以上、請負契約・施工会社の紹介として300件以上の実績をもつ。

現在はInstagram・TikTokを毎日更新中







 


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